マルチ（天カセ形）の特徴やメリットは？
業務用のエアコンと言っても、どのようなスペースで使用するかによって適しているモデルが異なってきます。
小規模の事務所やクリニックと、ビル全体を管理するようなシステムでは、どのようなタイプが望ましいのか、その判断が異なってくるのは言うまでもありません。
複数のスペースを一括で管理する必要がある場合、選択肢の1つとしてマルチ（天カセ形）を導入することも検討できます。
比較的大がかりなシステムのように感じますが、個別で設置するよりも維持管理が容易だという評判を得ています。
基本的にはビルで使用されることが多いため、マルチ（天カセ形）はビル用マルチエアコンと呼ばれることが多くなっています。
その大きな特徴としては、1つの室外機で容量の異なる室内機をいくつも運転させることができる点にあります。
通常、家庭用のルームエアコンを例にとってみるとわかりやすいと思うのですが、1つの室内機に対して必ず1つの室外機がセットになっています。
しかしビル用マルチエアコンなら、1つの室外機だけで、しかも同時に同じ設定で運転させるわけではなく、個別に思うままの設定で運転させることができるのです。
ある機種は運転停止、他の機種は稼働中といった具合にコントロールできますので、使用していない部屋も一括で空調コントロールする場合と比べると、エネルギー消費の点でも効率が良いです。
厳密に言うと、これらのシステムは業務用エアコンと区別されてさらに大きなシステムとして扱われることがあります。
複数のオフィスへのエアコン設置を検討しているなら、マルチ（天カセ形）についてエアコンのプロに相談してみることをおすすめします。
業務用エアコンのマルチ（天カセ形）ですと、通常は同容量での接続、しかも同時運転が必要になってきます。
オフィスや店舗の使用状況からして、同容量で同時運転という形で問題がないなら、1つの室外機で接続できるシステムなので大変便利です。
使用状況に応じて、業務用エアコンのマルチ（天カセ形）でよいのか、またはビル用マルチエアコンがふさわしいのか、あるいは個別でのエアコン設置がよいのか考える必要があります。
メーカーによって機能や値段も様々です。 人気の代金を始め、富士通・コロナまで幅広く取り扱っております。
エアコンの種類や何を買っていいかわからない方は、設置場所からお選びください。 場所に適したエアコンをご提案させていただきます。
