2019-04-25 更新
エアコンをつけっぱなしで寝ると体がだるくなる理由。対策法次第で改善も

①つけっぱなしで寝るとだるくなる理由
近年の日本の暑さには、本当に命の危機を感じますよね。
35度以上の「猛暑日」が連日続く今の日本では、エアコンがなければ暮らしていけません。
当然ながら気温が上がる昼間はつけっ放しなのですが、昼が「猛暑日」なら、夜も25度を下回ることのない「熱帯夜」となるのは必然。
とにかくエアコンなしでは寝ることすら満足にできません。
結局朝までエアコンをつけっ放しにしているご家庭も多いと思います。
しかし、朝までエアコンをつけっ放しにしていると、起きた時に体のだるさを感じることはありませんか?
体はどちらかというと熱がこもっているような感じなのに、手足の先は冷たくて、とにかく脱力感がすごい。
これは、いわゆる 「冷房病」の症状の1つです。
冷房病とは、冷房によって自律神経が障害を起こし、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうことで、だるさや冷え、胃腸障害、生理障害などの症状を引き起こします。
人は寝ているとき、身体を休めるために、身体全体の温度を下げます。
温度が下がると、いろいろな器官の活動力が下がるので、機能を休めることができます。
ところが、エアコンを一晩中つけていると、身体の温度が下がっている状態で、必要以上の冷気にさらされることになります。
また、人は寝ているときに汗をかきます。
汗をかくことで体温調節を行っているのですが、部屋が寒いと汗をかくことができず、身体の中に熱がこもってしまいます。
毛細血管も血流量を減少させるため、血流の流れが悪くなり、身体は暑いのに手足が冷えるのです。
身体としては、暑いのか寒いのか、どっちに対応すればいいかわからないよー、という状態なのです。
長時間のデスクワークでオフィスでもクーラー病にかかることもありますので予防に便利なのがこちらブランケット。
②だるくなったらこの方法で回復
朝起きたときにだるいと感じるようなら、冷房病になっている場合がありますので、以下のような方法で身体の状態を元に戻してあげましょう。
1.シャワーやドライヤーでうなじ・首・背中を温める。
朝起きた時、だるさと同時に手足先の冷たさが気になるなら、うなじや首、背中に熱めのシャワーをかけてあげましょう。
この3カ所には太い動脈が通っており、短時間で身体を温めることができます。
ドライヤーも同じで、2,3分温風で温めてあげましょう。
やけどをしないよう注意してくださいね。
2.取りあえず何かを着る。
冷房病は、まず冷えた身体を温めることが大事です。疲れと同時に寒さを感じたら、パジャマの上に、何かはおるなどの対策を取りましょう。靴下やスリッパをはき、冷たい床に触れないようにするのも効果的です。
3.温かいものを飲む。
喉がかわいていたら、冷たいお茶や水を飲むのではなく、常温か、温かいものを飲むようにしましょう。また、しょうが、ニンニク、ネギなどが入った野菜スープ、根菜の煮物、肉や魚、大豆製品など、身体を温める食事を積極的にとりましょう。
③どうやって使ったらだるくならない?対策法をご紹介
暑くて寝られないのはイヤだけど、朝起きた時にだるいのもイヤですよね。
冷房病はひどくなると、夏でも暖房が必要だと思うくらい寒さを感じることもあるそうです。
夏に暖房!最悪ですよね。
たかが冷房病と侮ってはいけないのです。
では、エアコンをどう使えば、だるさを感じなくなるのでしょうか。
1.寝入りばなから最低3時間程度はエアコンをつける。
寝入りばなは、部屋が暑いとうまく体温を下げられないため、寝苦しいと感じます。
ですから、寝る前には部屋を涼しくしておくべきです。
そしてできれば、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)の1サイクルである3時間は部屋を涼しい状態に保っておくと、暑さで目覚めることもなく、良質の睡眠が取れるのだそうです。
2.明け方はエアコンを切る。
明け方は、体温が最も低くなる時間帯であり、この時部屋が必要以上に冷えていると、冷房病の症状を起こしやすいので、エアコンをつけていない方が良いそうです。
外気温もこのころが最も低いので、タイマーをセットし、明け方にはエアコンを切るようにしましょう。
3.設定温度を上げる。
そもそもだるさを感じるのは、身体が必要以上に冷えてしまうからです。
日中は26,7度設定のエアコンでも、夜は28度にするなど、設定温度を上げることで、症状がなくなる場合があります。
身体が必要以上に冷えないように腹巻きが有効的
みなさんの朝のだるさが、これで解消できますように。
いかがだったでしょうか。
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